No.106「バイオリンを弾く和服美人」

この引札は、1997年3月23日以降、人の方々にご覧いただきました。


内外砂糖、メリケン粉(小麦粉) 砂糖商店 丸亀市松屋町

美女が奏でるバイオリンは、既に明治初期には輸入されていたようだ。髪型は二百三高地髷である。後ろで踊っている少女の服装、髪型からして明治後期か大正初期のものと思われる。なお、背後の風景、家の手摺は洋風化されている。

この引札は、版画ではなく活版印刷である。