No.37
「美人(弁天)と六福神」
醤油、七福神のうち弁財天(弁天さん)は女性である。その弁天さんを美人に仕立て、残りの六福神も明治の服装に装い、当時(明治時代)の世相を表している。弁天さんは、俳句を短冊に書くべく筆を持っており、背後には、梅、えびすさんは、鯛を釣り上げたあでやかな絵である。
右上の巻紙には「みなみなも七福神の梅見るがごと」とある。