No.19 竹の子と大黒
萬(よろず)八百物(やおもの)並びに堺屋醤油、とも酢、精品詫間塩、各国はかり、ます、さし、販売所
榎井(現琴平町) 高尾商店
大黒さんが竹の子を掘ろうとしている。
竹の子が小判でできている。竹薮の雀もびっくりしたように見ている。
いかにも山師が宝を掘り当てた様を現わしている。
(参考)
寒中に親に筍を供えた孝子(二十四孝のうち晋の孟宗)の故事にヒントを得た構図ではないかとも思われるが....。