子供が箕（み）で大判、小判、紙幣をはかりの上に置かれた箱の中に入れている。それを大黒さんが計っている。横で俵に腰掛けてえびすさんが大福帳に記帳している。計った財宝は、子供たちが蔵に入れている。

売薬は薬専門店で販売していたのではなく、兼業として扱っていたようである。

背景に梅の花、鯛もびっくりしたような目つきをしている。いかにも金持ちになった様な気がする構図である。